事業概要
北茨城市・高萩市の広域による新しいごみ処理施設の整備について
北茨城市と高萩市は、平成30年11月1日に2市共同で新しいごみ処理施設の整備を進めるとの「基本合意」を締結し、現在、施設の早期完成を目指し協議を進めています。
地域のごみを安全・安心に焼却処理し、焼却熱を有効利用する先進施設の整備を進めてまいります。
新しいごみ処理施設の必要性
北茨城市の清掃センターは、昭和54年に建設し、稼働後40年が経過しました。毎年度1億円以上の修繕料を投じ、延命化を図りながら稼働しており、平成26年度には専門家などで構成する「環境施設等整備検討審議会」から「清掃センターの更新が必要である」との回答が出されている老朽化施設です。
また、高萩市は、茨城県44市町村の中で、唯一、自市でごみ処理施設を持たず民間処理業者に委託している状況が続いています。
2市共同でごみ処理施設をつくる目的
国の補助金である循環型社会形成推進交付金の交付要件に、「人口5万人以上」という要件があり、2市共同で施設を整備することにより、人口要件を満たすことができ、また、震災復興特別交付税(地方交付税)も併せて活用することができます。
また、2市それぞれで整備するよりも、施設整備費の削減が図れ、財政負担が少なくなり市民の皆様の負担が少なくて済みます。
建設地
2市共同で清掃センターの整備を進めることから、ごみの搬入搬出を考慮すると、2市の境界付近で収集運搬費に偏りがないこと、防災上の危険性が少ないことを勘案しました。
また、震災復興特別交付税の交付期限が令和2年度までとなっているため、早期に工事に着手をしなくてはならないことから、県有地でまとまった土地が短期間で取得できること等、総合的な観点から中郷町小野矢指地区を建設地としました。
《 地図の説明 》
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