高萩・北茨城広域事務組合

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事業目的

工業用水を安定的に供給するために実施する事業です

高萩市及び北茨城市は,共に石炭鉱業を基幹産業として発展してきた地域であるが,昭和40年代からの相次ぐ炭鉱の閉山により,人口の激変,地域経済力の低下等の影響を受けたが,その後産炭事業により積極的な工業団地の造成と企業の適切な誘導,さらには道路網の整備や住宅団地等の諸政策を進めてきたことにより,漸次その成果があがりつつある。

 一方,当地域は首都圏から150㎞圏域にあり,昭和62年度には常磐自動車道の供用開始,あるいは日立市の外延化に伴う受け皿としての新市街地の整備等その発展基盤の整備が着々進められ,茨城県北地域の中核都市として発展が大いに期待されている地域である。

 高萩・北茨城広域工業用水道事業は,これらを背景として茨城県と地域振興整備公団(現・中小企業基盤整備機構)が地方都市の整備と地域振興の立場から両市の工業化を進める上で必要不可欠である工業用水を安定的に供給するために実施する事業です。